オフィスビルや商業施設では、日々の清掃が快適な環境づくりの基本です。
清掃を怠ると見た目の印象が悪くなるだけでなく、悪臭や害虫の発生、感染症リスクの増加など、さまざまなトラブルにつながります。ここでは、日常清掃を怠ったときに起こり得る3つのリスクを紹介します。
1.悪臭・害虫が発生する
日常清掃を怠ると汚れやゴミが蓄積し、悪臭や害虫発生の原因につながります。
特に水回りはカビやぬめりが生じやすく、放置すると臭いが強くなり、ゴキブリやハエなどの害虫を引き寄せてしまいます。
ビルやオフィスの場合、来客に不快な印象を与える可能性もあり、衛生面だけでなく企業の信頼性にも影響を及ぼしかねません。日常的な清掃で、悪臭や害虫の発生を未然に防ぐことが大切です。
2.ウイルス感染のリスクが高まる
清掃を怠ると、ウイルス感染のリスクも高まります。ドアノブや手すり、スイッチなど、人の手が頻繁に触れる部分はウイルスや菌が残りやすく、接触感染の温床となるので注意が必要です。オフィスや商業施設では多くの人が利用するため、感染拡大のリスクも一層高まるでしょう。
ただし、仕事に追われながら清掃を行うと、十分な対応ができずに汚れや菌を見逃してしまうことも少なくありません。衛生的な環境を維持するには、定期的にプロに清掃を依頼するのも有効な方法です。
3.アレルギー症状を引き起こす可能性がある
清掃が十分にできていないと、アレルギー症状を引き起こす要因にもなります。
床や机、手すりなどにはアレルギー物質が付着しており、それに触れた手で食事をすると体内に取り込んでしまう可能性も。特に、アトピー性皮膚炎や喘息を持つ人にとっては大きな健康リスクとなります。
さらに、エアコン内部のホコリやカビ、高所にたまったチリなどもアレルギーの原因となりやすいため注意が必要です。自分たちでの対応が難しい部分は、専門業者に定期清掃を依頼することで、快適かつ安心できる環境を保てます。