エアコンの調子が悪い場合、買い替えるかどうかを迷う方もいるのではないでしょうか。長く使い続けていると、電気代のムダや思わぬ故障の原因にもなります。エアコンの買い替えのタイミングを理解し、快適な暮らしにお役立てください。

購入から10年以上が経過したとき

購入から10年以上が経過している場合は、買い替えを検討するのがおすすめです。エアコンの部品保有期間は、メーカーにもよりますが製造終了後おおむね9〜10年が目安です。

この期間を過ぎると修理に必要な部品が手に入りにくくなり、修理が困難になることも。さらに、最新モデルは省エネ性能が向上しているため、買い替えることで電気代の節約にもつながります。

エアコンの効きが悪くなったとき

効きが悪くなったと感じた場合も、買い替えを検討するサインです。エアコンは内部の冷媒ガスが循環して冷暖房を行っていますが、老朽化によりガス漏れが起きると効きが悪くなります。

まずはフィルター掃除などの簡単なメンテナンスを試してみましょう。それでも改善しない場合は、メーカーや専門業者に相談して修理か買い替えかを判断するのがおすすめです。

エアコン本体から水漏れしているとき

室内機から水漏れが発生している場合、故障や老朽化のサインです。ドレンホースの詰まりや接続不良、フィルターの汚れが原因として考えられます。まずは電源を切り、周囲が濡れていないか確認してからコンセントを抜きましょう。安全のためにも専門業者に点検を依頼し、必要に応じて買い替えを検討しましょう。

リモコン操作ができないとき

電池を新しくしてもリモコンが作動しない場合は、エアコン本体に不具合が生じている可能性があります。まずはコンセントがしっかり差さっているか確認し、それでも改善しない場合はメーカーに問い合わせましょう。修理費用がかさむ場合は、買い替えも選択肢の1つです。